エンジンオイルって大事なんです。

お世話になっております!
ECサイトの中の人大西です!

昨日BMW Mとは?を題材に熱く語らせていただいたところWeb係さんからソムリエに選んでよかったとお褒めの言葉を頂きまして...張り切って?調子に乗って?w今日は"エンジンオイル"についてま~たモータースポーツも話も少し交えながら...お話していきたいと思いますっ!

エンジンオイルとは?となるとエンジン潤滑させる為の油やろ!知っとるがな!って話なんですが...エンジンオイルの働きは潤滑だけではないんです。

エンジンオイルには...
・潤滑
・密封
・冷却
・洗浄
・防錆
の5つの作用があるんです!

潤滑は勿論、エンジン内部の部品同士の摩擦を低減し、エンジンを滑らかに動かす働き。

密封エンジン内部の部品同士の隙間を密封し、エンジンで発生する爆発の力を逃げないようにする働き。
距離を重ねてきた車には少し硬いオイルを選んでみてもいいかも...といった意見が出るのはこの密封効果が柔らかいエンジンオイルよりも硬いエンジンオイルの方が密封効果が高い傾向になるからなんです。
エンジン内部も金属同士の擦れが日常的に起こっている場所になるため距離を走れば走るほど隙間が広がってしまう。その隙間を埋める役割も果たしているわけです。

冷却エンジンオイルがエンジン内部の熱を吸収してくれる働きがあります。
エンジン冷却といえばクーラントなイメージが強いですが、エンジンオイルも熱を吸収する事でエンジン冷却の効果も兼ねています。
夏は少し硬め、冬は少し柔らかめの方がいいといった意見がみられるのもオイル粘度によって熱吸収効率が異なるためです。
これに関しては意見は様々...この話はまた今度にでも...w

最後の防錆は読んで字のごとくエンジン内部の錆防止にしっかり働いてくれます。
自転車、特にロードバイクに乗っている方であればお分かりになると思いますが...頻繫にチェーン洗って綺麗にした後はご自身拘りのチェーンオイルを注油しますよね?
洗って綺麗なチェーンも金属なので少しほおっておくと錆びてしまう。その錆から守ってくれる効果があります。

 

そんな車の血液とも言えるエンジンオイルですが、粘度という規格によって何種類もに分かれます。
車種それぞれ、エンジンの設計や使用目的によりエンジンオイルの推奨粘度がメーカーから設定されています。

例えば近年のターボエンジン車にリコメンドな0W-30。
前の0Wが低温時の粘度。低温時のオイルの硬さ、やわらかさを表し、この数字が低いほど低温時に柔らかくなります。
この数字が低ければ低いほど「寒さに強い」「エンジン始動が良い」「燃費効率が良い」等の特徴があります。
大体は0W、5W、10Wくらいが一般的な硬さになりますね。

後ろの30は高温時のオイルの硬さ、やわらかさを表します。
この数字が高いほど高温時に硬く、「熱に強い」「高速走行に適する」等の特徴があります。
一般的な粘度だと10刻みで20~60でラインナップされているものが多いです。

Studieで扱っているオイルはPETRONAS製のオイル。

モータースポーツファンなら聞いたことがない人はいないであろう"SYNTIUM"ブランドのオイルになります!
F1ではまだ当時メルセデスGPだった頃から技術提供。2010年のミハエルシューマッハが電撃復帰を果たしたチームでロスブラウンと二人三脚でチームを構築。

1.6リッターV6ターボエンジンに規定が変わった2014年から2021年まで驚異のコンストラクターズチャンピオン8連覇と新記録を打ち立てたチームをオイルでサポートしているPETRONAS。
これ聞いただけでももうヤバくないですか!?w

もちろんBMW Team StudieのBMW M4 GT3へも使われています!

Studieで取り扱いのエンジンオイルは4種類の粘度があります。
・PETRONAS SYNTIUM RACER 0W-30
・PETRONAS SYNTIUM RACER 10W-60
・PETRONAS SYNTIUM 5000XS 5W-30
・PETRONAS SYNTIUM 3000E 5W-40
上記4種類となります!

1つ目のPETRONAS SYNTIUM RACER 0W-30は、多くの実践テストを経てStudie全店で愛用されているBMW直噴ターボ専用エンジンオイルと言っても過言でない、最新のテクノロジーを注ぎ込んだエンジンオイルです!
省燃費性能と高温高負荷でのエンジン保護を両立しストリートからサーキットまでカバーする次世代の科学合成オイル。
ここ近年のBMW直噴Turboエンジンに見事な相性を魅せている超が付くほどの高性能が光ります!メカニカルノイズの軽減は、驚くほどに高いレベルで実現。
さらに魅惑的なのが、ヒュン♪ヒュン♪と、これでもか~!と気持ち良い、この吹け上がりを一度味わったらやめられない軽快さ!! 4気筒ターボからM系ターボまで大推薦のハイポテンシャルオイルとなっておりますっ!

2つ目のPETRONAS SYNTIUM RACER 10W-60NA Mエンジンにリコメンドなエンジオイル。
これはZ4GT3などでも実践採用された超高性能オイルで、温度変化が極端に少なく、GTでも相当辛い油温&油圧な状況でも腰砕けしなかった本当に素晴らしいオイル。
エンジンの廻り方はなめらかに。エンジンパワーを最大限に引き出しながらエンジン内部の摩耗を減らします。そしてエンジン内部をクリーンに保つ事でオイルの循環性能はしっかりと長時間維持され、エンジン温度の最適化も実現してくれる信頼性を誇るエンジンオイルとなっております!

3つ目のPETRONAS SYNTIUM 5000XS 5W-30は、最新のクリーンディーゼルエンジンに適したお薦めのオイル。
高い清浄分散性によりエンジン内部に堆積するデポジットの生成を抑えて、エンジン内部をクリーンに保ちます。
安心してパワフルな走りを間違いなくお楽しみいただけるオイルです。BMWに代表する承認規格を取得し、最新の欧州車エンジンの求める要求性能を満たした欧州車向けオイルといえます。

最後のPETRONAS SYNTIUM 3000E 5W-40は、ペトロナスのベースオイルの良さを最大限ストレートに表現したオールマイティなスタンダードオイルで純正以上の性能を持ったオイルを出来るだけ細かいサイクルで変えていきたい方にお薦め致します。要求される性能をしっかりと満たし、省燃費性と酸化安定性に優れたOILです。勿論、長期間の使用においても粘度変化を抑制するオイルとなっております!

エンジンオイルも交換しないとどれだけ良いオイルを使っても前述した5つの効果が薄れてしまいますし、エンジンオイルの油量の管理も重要です。油量が足りていないと最悪エンジンブローに繋がる可能性も...

乗ってなんぼ!走ってなんぼ!のBMWですから気持ち良く駆け抜ける為にも半年に一度ないしは5~6000キロでの交換をStudieではオススメしています!

F1で勝ちまくっている技術がふんだんに使用されたBMWオリジナルオイルを入れられるのはStudieだけっ!

 

オイルフィルターもある程度の距離を重ねると真っ黒に...フィルターの定期的な交換もエンジン内に綺麗なオイルを循環させるのには欠かせません。

Studieのエンジンオイル交換はオイルフィルターもセット!

この記事を読んで少しでもPETRONASのオイルが気になった方は下のリンクから商品購入と作業予約をぜひご利用くださいっ!